自転車旅行記~九州(福岡、大分、熊本)編~③
自転車旅行記~九州(福岡、大分、熊本)編~② - 自転車好き理容師のブログ
からの続きとなります。
耶馬渓サイクリングロードを引き返し、再び別府を目指します。
山中にあった宇佐市院内町という看板(^o^)
私事ですが(ブログ自体が私事なんですが(^^;))、大分県宇佐市は僕が理容師として、また一人の人間として、今日まで育ていただいた師匠(パンダ理容室の会長)の故郷です。
風景を眺めながら自転車で走っていたら感慨深かったです(^-^*)
もちろん初めて来ました!
耶馬渓サイクリングロードに寄ったりしたため、時間がオーバーしてしまい、日が傾きかけていたので少し急ぎます。
スマホで最短ルートを探して走っていたのですが、いつの間にか山々に囲まれ、あたりは静寂に包まれて人の姿や車を見かける事がなくなってきました。
そして、気がついたらスマホの電波も圏外になっていて、道もわからなくなってきました(´・д・`)
九州に一人で来て、山に囲まれて、携帯も通じずで孤独感を味わうというのも悪くないなぁー♪なんて最初はのんきに考えていましたが、だんだんと日が落ちてきて、途中で大きなヘビに何度か遭遇したりしているうちに不安になってきました(;Θ;ェ;Θ;)
この辺りは日が落ちたら真っ暗で何も見えないんだろうな・・・。
そうなる前に別府に到着したいと思うのですが、きつい登り坂のため、いつの間にか自転車を降りて押し歩きしていました(T_T)
どうやら最短ルートを選択した結果、一山越えなくては別府にたどり着けないようです。
幸いにも道は一本道のため、迷わず前へ進むしかないのでひたすら歩いて登りました。
そして峠を越えて下りに差し掛かった頃には、辺りは灯り一つない(自転車のライトのみ)、真っ暗になっていました。
あ~早く明るい所へ行きたい、街が恋しい(笑)。
再び自転車に乗り、山を下りる時に考えていたのは、「こんな所で絶対パンクしたくない」という事と、「木の上から頭にヘビが落ちてきたらどうしよう」という事でした(><@)
そんなこんなで下山して、ようやく別府に到着した頃には夜8時を過ぎていました(^^;)
小倉から別府まで約100キロの予定がなんだかんだで150キロ(^^;)(過去最高の走行距離でした)
駅前に宿を予約してあったのでチェックインして、荷物を置いてから駅前を中心に散策しました♪
さすが別府は国内最大の温泉都市!いたるところに大小様々な温泉施設があります♪
しかし、街を散策していた頃にはもう時間が遅く、ガイドブックで目星をつけていた温泉に行ったとしてもゆっくり入るのは難しい状況(^^;)
せっかく別府に来たのでガイドブックに載ってるような温泉に入りたかったのですが、残念です(>_<)
でも、泊まるホテルが小さいながらも源泉かけ流しという事だったので、食事だけ外で済ませてホテルの温泉でくつろがせてもらいました。
今日は150キロの走行距離(登りは歩いてましたが・・・)と、真っ暗な山を下りる緊張感で疲れてしまい、早めに床につきました(*^_^*)
④へ続く
自転車旅行記~九州(福岡、大分、熊本)編~②
自転車旅行記~九州(福岡、大分、熊本)編~① - 自転車好き理容師のブログ
からの続きとなります。
2日目
朝、少し寝坊してしまい9時に起床してチェックアウトしました。
宿は素泊まりだったので、近くのコンビニで朝食を済ませて、いざ大分県の別府へ向けて出発です。
ここからが九州自転車ツーリングのスタートです♪
小倉から別府までは約100キロ。夕方までには到着して観光と温泉に浸かれそうです(^o^)
国道沿いを南へ走り、しばらくすると大分県に入りました!
中津市まで来ました!天気もよく、のどかな景色が広がってきました。
立派な橋があったのでパシャリ♪
この辺りでは有名な耶馬渓三橋の一つで通称オランダ橋と言われているそうです。日本一の石造アーチ橋だそうです!
『青の洞門』という所に寄りました。
詳しくは上のサイトに書かれていますので、説明は省略させていただきます。(笑)
要約すると、昔、有名な禅海和尚という人が、雇った石工さん達と一緒にノミと鎚だけで掘り続けて30年余りかけて洞門を完成させたそうです(^^;)
昼食は、青の洞門のすぐ近くにあった、こちらで頂きました。お店の外観からしてヘルシーな料理が期待できそう♪
店内はおしゃれなペンション風の木造になっていて、店員さんもすごく感じが良かったです!大人1250円で食べ放題のバイキング形式。
詳しいメニューは忘れてしまいましたが、農家レストランというだけあって、野菜の惣菜がすごく美味しかったのを覚えています。
昼食の後は、再び走ります。
実は今回の旅行で、全国のサイクリングロードの中でも、指折りの人気という『耶馬渓サイクリングロード』を走りたいと思っていたのですが、この年の7月(旅行の2ヶ月前)に九州北部で記録的な集中豪雨が発生しておりまして、各地で被害が出ていました。
なので、サイクリングロードを走る事が出来るのか、事前に観光案内所に問い合わせてみたところ・・・サイクリングロードの途中までは行けるが、橋の崩壊によりその先へは行くことが出来ないとの事でした。
残念に思っていたのですが、せっかく九州まで来たので、せめて崩壊した橋の手前まで行ってみようと思い、遠回りにはなってしまいますが行ってみる事にしました。
コースの最初は被害もなく、きれいな道だったのですが・・・
少し進んだら、いきなり倒木に道をふさがれ(^^;)
とりあえず行ってみよー!と勢いにまかせて、自転車を抱えて倒木を乗り越えたら
道は削られ、地面は割れてて、すごい事になっていました(゚o゚;
集中豪雨による被害は想像以上!少し怖くなってきました(・_・;)
でも、せっかく来たので、とりあえず行ける所まで行ってみようと冒険心を出して走っていくと・・・
目の前に現れた光景にビックリ!!
は、は、橋が流されてるやんけ~(゚ロ゚屮)屮
しかも、立ち入り禁止の表示やロープが張られておらず、もう一歩踏み出せば真っ逆さまに川に落ちてしまいます(*_*;
夜だったら私、ジ・エンドでした(・_・;)
きっと最初に倒木が道を塞いでる時点で、それを乗り越えてここまで走ってくる人はいないと思い、ロープを張らなかったのでしょう。
とにかく、これ以上は進む事ができないので(初めからわかっていた事でしょ!)、来た道を引き返す事にしました。
③へ続く
自転車旅行記~九州(福岡、大分、熊本)編~①
今回は過去の自転車旅行の中から、九州を走った時の事を書きたいと思います。
2011年夏に『しまなみ海道への人生初の自転車旅行』ですっかり味を占めた僕は、翌2012年の夏の終わりに、今度は九州へ行ってきました。
1日目
今回も東京駅から新幹線で輪行しました。相棒はしまなみ海道の時と同じくクロスバイクのGIANT escape R3です。
九州へは新幹線より飛行機で行った方が断然速いのですが、当時は飛行機での輪行についてまだ知識も経験なかったので、「飛行機って敷居が高そうだし、いろいろと面倒くさいのでは?」と勝手に思いこんでいました。(実際はそんな事なくて、むしろ新幹線よりも自転車の置き場所とかの事を考えなくていいので楽なんですけどね(^^;))
東京から5時間ほどで、福岡の小倉駅に到着です。
長時間で退屈かと思いきや、これからの旅の妄想をしているうちに(笑)あっという間に着きました。
改札を抜けて、適当な場所で自転車を組み立ててみたら、ビックリ(゚ロ゚屮)
リアブレーキのワイヤーがビヨンと垂れ下がっているではありませんか!
あれ?輪行の最中にぶつけたか何かしたかな・・・?
考えてもわからないので、自転車屋さんを探す事にしました。
幸い、すぐそばで大学の自転車部らしきグループが休憩がてら雑談していたので、この辺に自転車屋さんがないかと訪ねてみたら、すぐ近くにあると教えてもらえたので行ってみました。
僕「すみません。ブレーキのワイヤーが伸びて垂れ下がった状態になってしまったのですが・・・。」
自転車屋さん「あ、これはワイヤーがフレームに引っかかる部分から外れてしまっただけなので、すぐ直りますよ♪」
僕「助かります。自転車の知識がまだそんなにないもので・・・小倉駅で降りて自転車を組み立てたら、こんな状態になっていたので焦ってしまいました(^^;)」
自転車屋さん「これから自転車で九州を廻るのですか?」
僕「今日は小倉で泊まって、明日は大分の別府へ、明後日は熊本の阿蘇へと走ろうと思っています(^ー^)」
自転車屋さん「九州は山岳地帯なので、登りがハードですけど頑張ってくださいね!今回は修理ではないのでお代は結構です。」
僕「いえいえ、ちゃんと代金払いますよ(^^ゞ」
自転車屋さん「大丈夫です、本当に結構ですから。」
僕「そうですか。ではお言葉に甘えさせてもらいます。ありがとうございましたm(_ _)m」
自転車屋さん「気をつけて、よい旅を♪」
とても親切な自転車屋さんにしっかりとお礼を言い、店を出ました。
小倉駅近くに宿を予約してあったので、すぐにチェックインしました。
今回はガイドブック(まっぷる)の必要な部分を切り抜いて持ってきてたので、それを部屋で見て、どこか近くでおもしろそうな所はないかなと探していました。そしてレトロな雰囲気がよさげな門司港に行ってみることにしました。
自転車で行こうか迷いましたが、九州の電車にも乗ってみたかったので・・・。小倉から在来線に乗って10分ちょいで門司港に着きました。
駅の中はレトロ感でいっぱい(^o^)見てて楽しかったです。
駅は外から見ると立派な建物でした。写真を撮っている方が何人かいました!
いつの間にやら日が暮れて、すっかり夜になってしまいました。
少し、街を散策しました。
港に停泊している船がロマンチックな感じです(*^_^*)
街の独特なレトロな雰囲気にテンションが上がります!
途中、何だか怪しげな置物(?)が・・・バナナ??
後で知ったのですが、門司港は『バナナの叩き売り発祥の地』らしいです!なるほど!(^^)!
近くに門司港レトロ展望室という所があるようなので、行ってみました。
高さ103メートルの展望室からは、きれいにライトアップされた関門海峡大橋がよく見えました♪
写真を撮ったのですが、ガラス越しだったので反射してしまい、きれいに写りませんでした(^^;)なので文章だけですみません。
門司港、すごくいい所でした!
他にも見所があるようなのでいつかまたゆっくり観光に来たいなと思いましたo(^o^)o
そして小倉へ戻り、旅先では恒例の一人居酒屋をして、締めに大好きなラーメンです(笑)。
ラーメンは、首都圏にもあるような有名チェーン店ではなく、ここにしかなさそうなローカル感漂う店に入ってみました(^o^)
ご夫婦でやられているお店で、本場のとんこつラーメンがとても美味しかったです♪
お腹を十分に満たしてから宿に戻りました。
明日からいよいよツーリングスタートです!
今回はどんな旅になるか楽しみです。
②に続く
サイクリング(江戸川CR~利根川CR~緑のヘルシーロード)
先日、江戸川CR~利根川CR~緑のヘルシーロード(ほんの一部)を走ってきました。
野田橋から江戸川CRに入りました!
最近、毎週のように江戸川を走っているのですが、菜の花がとてもきれいです♪
天気が晴れていないのが残念です。
上流へ向かって20キロ程走るといつもの関宿城が見えてきました!
(写真ではわかりづらくてすみません(^_^;))
関宿城が利根川と江戸川の分岐点なのですが、今回は初めて利根川沿いを上流に行ってみることにしました(^o^)
走りやすいと思いきや、国道4号と交差する所で橋を渡り、川の反対側を走っていたらいつのまにか渡良瀬川CRに来てしまいました(^_^;)
利根川に戻るために三国橋という橋を渡ったのですが、橋の途中で埼玉と茨城の県境の標識が!めずらしいので写真を撮りました(*^_^*)
利根川CRに戻ってからはひたすら上流へ向かいます。
平日でしかも天気が怪しいせいか、何10キロ走っても全く人にも自転車にも会わなかったので、道の真ん中に自転車を立てて写真撮影しちゃいました(笑)。
行田市で緑のヘルシーロードの起点に到着!
緑のヘルシーロードは見沼代用水沿いに設けられた自転車歩行者専用道路で、起点は行田から終点は川口まで行けるので、この道を通って越谷に帰ります。
と思いきや、ヘルシーロードに入って少し走った頃に雨がポツポツと降ってきました・・・。大降りになる前にここでサイクリング終了(^^;)
最寄りの羽入駅から輪行で越谷に帰りました。
この日の走行距離です!最近、なかなか100キロ以上って走ってないなぁ~(^^;)
でも今回、関宿から行田まで利根川CRを走った事で、利根川CR全長200キロ超のうち、千葉県銚子市の河口から埼玉県の行田市まで、つなぎつなぎですが走った事になります(^o^)
いずれは続きの行田市から群馬県の渋川まで走って、全編走破したいなと思っています♪
自転車旅行記~北海道(道東)編~②
自転車旅行記~北海道(道東)編~① - 自転車好き理容師のブログ
からの続きとなります。
カニラーメン、美味しくて体も温まりました♪ご馳走様でした。
旅行前、僕はともかくとしてもW君は体力、気力とも十分にあるので、問題なく完走出来るだろうと考えていました。
ところが、ずっと吹き続いている向かい風で二人とも体力を相当削られてしまい、またここまでの時間も予定よりかなり遅れてしまっていたので、W君とこの後の行程についての話をする事にしました。
僕「美幌峠を越えたら、次は摩周湖に寄る予定だったんだけど、予定より時間がちょっと遅れてるのとさっきと同じくらいの登りがあるけどどうする?寄らないでスルーしようか?」
W君「美幌峠がこの霧だからたぶん摩周湖もすごい事になってますよ。やめときましょう(^^;)」
僕「そうだね。じゃあ、摩周湖は寄らないでそのまま釧路湿原を目指そう。」
というわけで美幌峠を下り、摩周湖はパスし、釧路湿原を見られる展望台の中では一番人気と言われている細岡展望台を目指して走る事にしました。
距離は約90キロです!峠を下る時は楽ちんでしたが、平地になるとまた強風に煽られてペースが上がりません(^_^;)
休憩を挟みながら黙々と走りますが、このペースでは展望台に寄ったとしたら宿のある釧路駅に着くのが夜になってしまいそうです。
というより、展望台に寄ってもすでに日が暮れている時間で、釧路湿原を眺めるのも難しそうです(^^;)
休憩の時にスマホでいろいろと調べて、W君とこの後のプラン修正を話し合いました。
僕「このまま釧路まで完走する?そうすると釧路湿原を見るのは難しいし到着は夜になってしまうよ。自分としては、ここでもう走るのを切り上げて電車で輪行して、途中下車して細岡展望台によって釧路湿原を見たいなと思うんだけど。」
W君「そうですね。夜呑みに行く時間も欲しいし、そうしましょう!」
僕「ありがとう。自分としては美幌峠が悪天候で見られなくて、摩周湖もパスしたから釧路湿原だけは見たかったんだよね。せっかく北海道に来たのに北海道らしい景色を一つも見られなかったら悔しいからさー。」
W君「だったら釧路湿原だけは見ましょうよ!」
というわけで最寄り駅から輪行する事にしました。
もしもの事を考えて、予定ルートの後半はJRの路線とほぼ平行して走る道を選んで正解でした(^^)
アクシデントや急な雨などで仮に走れない状況になってしまっても何とかなります。
最寄り駅はこちらの無人駅です(^^)
ここで今日のツーリングは終了です。駅校舎の中で輪行準備をします。
サイクルコンピューターを見ると、今日の走行距離は80キロちょい。予定の約半分で終わってしまいました(T_T)
道中半ばでツーリングが終わってしまうのは寂しいですが、釧路湿原を見るための選択なので仕方ありません。
気を取り直して電車に乗り、細岡展望台の最寄り駅の釧路湿原駅に向かいました。
釧路湿原駅も無人駅だったのですが、雰囲気のあるオシャレな木造でした。
ここから歩いて細岡展望台に向かいます。誰もいないので輪行袋に入れた自転車を駅校舎の中に置かせてもらいました。越谷や首都圏では考えられないのどかさです(*^_^*)
丘を登り、少し歩くと見えて来ました!釧路湿原です(^_^)v
雄大なスケール感!写真では伝わりきらないのが惜しいです(^^;)
日が暮れかけていたのですが、ギリギリ見ることが出来ました!
自転車であのまま走っていたらこの景色は見られなかったと思うと、選択は間違っていなかったと思います。
景色を十分に堪能し、駅に戻りました。
暗くなるとライトが点灯し、先ほどとはまた違った雰囲気の良さがありました。
そして釧路駅に着いた頃には、完全な夜でした。
駅前の宿に予約したので、自転車を抱えてそのまま向かいチェックインしました。
シャワーで汗を流した後は、釧路の街を散策し居酒屋で美味しい海鮮料理とお酒をいただきました♪
そして翌日は朝から雨でした・・・一日ずれていたら、雨天走行になるところでした(^^;)
空港行きのバスは宿の隣にある停留所から出発なので、雨でも関係なく自転車を袋のまま移動出来て良かったです。
今回の旅行は悪天候や強風の影響もあり、釧路湿原以外は見たかった所も見られず、完走も出来ずで正直、消化不良な感がありました。また、せっかく一緒に走ってくれたW君にも何だか申し訳ない気持ちになりました。
いつかリベンジしたい!写真で見たような美幌峠や摩周湖の絶景を自分の目で見たい!
そう思いながら帰路に着きました。
終わり
自転車旅行記~北海道(道東)編~①
からの続きとなります。
5月となり、いよいよ北海道に行く日が来ました!
この日のために、数ヶ月前から登りのためのトレーニングをしてきました(*^_^*)
天気予報は一週間以上前からチェックしていましたが、ずっと「雨」予報(T_T)。
しかし当日の早朝の予報で見事に覆って「曇り」となり降水確率はグッと下がりました!
すごいラッキーでした。
ただ気温は低く、日中でも10度に満たないとのこと(^^;)
まあ寒いのは仕方ないです。雨さえ降らなければ・・・。
実は今回の北海道へは職場(パンダ理容室)の後輩のW君を誘って二人で行く事にしました。
今まで、自転車旅行はいつも一人だったのですが(日帰りツーリングもほとんど一人です)、自転車旅行の楽しさを誰かに伝えたかったのと、最近パンダ理容室のスタッフ間でスポーツ自転車がブームになっているので、今後これをきっかけにみんなを誘ってどこかへ行けたら良いなぁという思いで声をかけてみました。
W君の自転車はクロスバイクですが、僕より6歳若く、高校時代はサッカー部で鍛えていたし、以前一緒に高尾山までツーリングした時も普通について来てたので体力的にも問題ないだろうという安易な考えで誘いました(笑)。
集合は朝4時に新越谷のバスロータリーです。そこから輪行で羽田行き高速バスの始発に乗りました。
羽田空港で手荷物として自転車を預け、出発(^o^)~1時間半くらいであっという間に北海道は女満別空港に到着です♪
女満別空港を出た所にサイクルステーションがあり、そこで自転車を組み立てました!
近年、自転車で北海道を旅行する人が増えてるんでしょうね♪
そこには緊急の故障などのために出張修理の自転車屋さんの電話番号も記載してありました!こういうのっていざという時にすごく助かります(^o^)
W君から「ついに北の大地に足を踏み入れましたね・・・。」と言われて、すごく実感が沸いてきました。何ヶ月も前から待ち焦がれてきた場所をこれから走るんだと思うとワクワクします(*^_^*)
寒いのなんて関係ないです!
今回の旅の日程は一泊二日の弾丸(?)旅行です。
走行距離およそ150キロ。道東を北から南へ縦断するルートになります。
そして二日目は自転車には乗らずにバスで釧路空港に向かって帰る予定です。
僕の中では、美幌峠、摩周湖、釧路湿原の3つの絶景を見たくてこのプランにしました。
さあ、期待を胸にツーリングが始まりました!
ところが、走り初めてすぐに気がつきました・・・風がかなり強い(^^;)しかも向かい風。
スマホの天気アプリで調べてみて愕然としました(;゜0゜)!
なんと風速10m/s、しかもこんなに寒いのに南風!それが今日一日ずっと続くんだそうです(゚ロ゚屮)屮
さっそく北海道の大自然の洗礼を受けました(笑)。
でも、来たからには何を言っても始まりません。軽いギアでスローペースで美幌峠を目指します。峠までは約30キロの道のりです。
強風でなかなか進まないので、途中で何度か休憩をしました。W君の自転車はクロスバイクなのですが、ハンドルをドロップハンドルにしていて、他にもいろいろカスタムしているとの事。
走っている途中の電光掲示板に「美幌峠に濃霧注意報、安全運転を」の文字がありましたが、何とかなるでしょう♪
そして、いよいよ美幌峠が近づき、坂が見えてきました!ここからはひたすら登りです。W君には、お互い自分のペースで無理のないように登ろうと伝え、先に行きました。
きつい坂が続きますが、この日のためにトレーニングしてきました!ヤビツ峠に比べればまだ楽です。感覚的には日光いろは坂くらいのきつさです。
ところが登っているうちにだんだん暗くなっていき、ついには小雨が降ってきました。それでも気にしないで登っていると、霧で視界が悪くなってきました(;Θ;ェ;Θ;)
後ろを見てもW君の姿は見えません。大丈夫だろうか・・・?でも、道は一本で迷うはずはないので前を向き、自分は自分のペースで登り続けます。
そしてついに、峠の頂上に到着しました!
霧と暴風でとんでもない事になっています!10メートル先が見えません(^^;)
駐車場の横でW君を待っていましたが、寒さに耐えきれず、レストハウスの入り口で雨具やシューズカバーを装着して寒さをしのいで待っていました。
しばらくしてW君が到着!
「やばいっす!遭難するかと思いました(笑)。」との事。
無事に到着して安心しました(^^)
本来ならここは雄大な屈斜路湖を見下ろせる絶景のはずなのですが、周りを見渡しても霧が濃くて湖なんて見えません。そしてとにかく風が強くて寒い(5月なのに!)
あ~本来ならこの景色が見られたのに~(T_T)(美幌町ホームページより抜粋)
楽しみにしていた北海道ツーリングはまさに苦行となってしまいましたΣ(ΘェΘlll)
そしてレストハウスに入り昼食にしました。
事前にネットでメニューを調べて楽しみにしていたカニラーメンを注文。
ラーメンに入っているカニのハサミを見て、北海道に来たんだなぁ~としみじみ感じました(´~`)
カニ入りの味噌ラーメンがとても美味しく、体もほっこり温まりました♪
②に続く
BiCYCLE CLUB5月号に記事が掲載されました。
先日のブログ、
『BiCYCLE CLUB』編集部さんから取材を受けさせてもらいました。 - 自転車好き理容師のブログ
でお知らせした取材記事がBiCYCLE CLUB5月号に掲載されました!!
僕自身、こんなに大きく載せてもらえるとは思ってなくてビックリ(^^;)
ありがたや~
たくさん買って家宝にします(笑)
~パンダ理容室越谷店からのお知らせ~
3/20(月)は祝日の為、営業致します(朝8時~夜7時まで)
3/21(火)は振り替え休日となりますのでご了承下さい。