自転車好き理容師のブログ

趣味の自転車を中心に思いつくままにブログを書いていきたいと思っています。

北海道(道東)を走ってきました!知床峠編

先日、夏休みに北海道へ3泊4日で家族旅行に行ってきました!

北海道は何度か行った事があるのですが、今回は今まで訪れた事のなかった、知床と網走に行きました。

今回、妻との家族旅行であるにも関わらず、一人だけ自転車を持っていくという・・・(あきれられてます汗)

 

1日目

早朝の羽田発~女満別空港着の飛行機にて輪行

女満別空港に来たのは、3年前に会社の後輩と1泊2日の弾丸ツーリング旅行以来、2回目となります。

その時の記事はこちらです↓ 

nrt5033.hatenablog.com

nrt5033.hatenablog.com

 

今回は女満別空港から知床までバスで移動です。

世界遺産の知床行きのバスという事で、混雑を予想していました。

もしかしたら自転車をトランクに乗せられず、一人自走かも?と想定していたのですが、拍子抜けするくらいガラガラでした。

 

自転車をトランクに乗せる際、運転手さんにも「他のお客さんはほとんどいないので、そんなに奥にいれなくても大丈夫ですよ」と言われるくらいでした。

 

バスは海沿いの北海道らしい一本道を延々と走り、お昼頃にはウトロ温泉バスターミナルに到着!

ウトロは知床観光の拠点となる温泉地区。着いたらすぐに自転車で知床峠に登る予定(妻はバスで行き、峠で待ち合わせ)だったので、組み立てます。

 

ところが、自転車を袋から出してみて異変に気づきました。

リアディレーラーが変な方向に曲がってる・・・?

おかしいなと思いつつ、組み立てるとやっぱり、おかしいです。

変速が出来ないし、チェーンの引っ張りがなく、すぐに外れてしまいます。

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写真ではわかりにくいかもしれませんが、リアディレーラーの向きが明らかにおかしい。

よく聞く、リアディレーラーが何かの衝撃で曲がっただけとは思えませんでした。

 

しかし、私のような素人では、原因はわからず。

せめて変速は出来なくても、走る事さえ出来ればと思ったのですが、チェーンもすぐに外れてしまい、完全に自走不可能な状態です。

 

何とかせねば・・・でも、どうしようか。

(まず、妻に連絡してバスをキャンセルしてもらいました)

 

実は旅行の直前まで自転車を持っていくか、現地でレンタサイクルにしようかと迷っていたので、近くにレンタサイクルショップがあるのは調べて知っていました。

でも、借りたわけでもない自転車を修理してくれるかどうかはわかりません。

それでも藁にもすがる思いで、ショップに行きました。

ショップの入口には、不在のため連絡先の紙が貼ってありました。

電話をかけてみると、13時30分まではツアーガイドのため、不在との事。

時間までは昼食を食べて待つ事にしました。

そして時間になり、ショップに行き、事情を説明しました。

レンタサイクルやガイドツアーの客でもないのに、スタッフさんがこちらの気持ちを汲んでくれて快く対応して下さいました。

 

見ていただくと、原因は・・・

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 写真のちょうど真ん中あたり、割れているのがわかりますかね?

ここがパックリと破損していました。

スタッフさん曰く、「ここが割れるなんて滅多にないです。何が当たったんでしょうね?」との事でした。

そして飛行機輪行の際の注意点を教えていただきました。(リアディレーラーは特に破損しやすいので、外してクッション材で包んでテープで留める事など)

 

今まで過去に飛行機輪行で旅行をした事は4回あります。(往復と考えると8回飛行機に乗せています)

これまで、まったく問題がなかったのは運がよかっただけなのかもしれません。

私の考えが甘かったです。

これからはリアディレーラーも外して、リスクは極力避けるようにします。

 

さて、この場で出来る修理として提案されたのは、

①リアディレイラーを交換するか(在庫が中古のみで同型のは無い)、

②割れた箇所をアロンアルファでくっつける(負荷は掛からない箇所なので、すぐにまた壊れる可能性は低いと思うが、旅行が終わったらすぐに交換して下さいとの事)

 

だったのですが、この旅行でそんなに長い距離を走る予定はなかったので、②アロンアルファでくっつけてもらいました。

 

スタッフさんの手際の良い作業のおかげで、30分もしないで応急処置が完了しました!

 

ありがとうございました!

いくら感謝しても、足りないくらいです!!

 

今回、お世話になったショップのHPはこちらです↓

www.shiretokocycling.com本当に助かりました。重ねてお礼を申し上げますm(_ _)m

 

さて、日暮れまではまだ時間はあるので、気を取り直してこれから一人で知床峠に登る事にしました!

 

調べによると、

距離
13.2km
獲得標高
732m
平均斜度
全体:5.6%

10%を超える激坂はないとのこと。

ただ、上のほうは霧が立ちこめているとの事で、景色は見られるのか?

それだけが心配です。

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でも、知床までせっかく来たんだから行ってみましょう!

レッツゴー!

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この看板、緊張感を高めますね~

いつ、横からヒグマが出てくることかとビビります・・・

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 勾配の変化がほとんどない中、たんたんと登っていきます。

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あらら、標高500mを超えたあたりから霧が立ちこめてきました。

峠には霧がないことを願います!

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知床峠に到着!

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やっぱり濃霧でした・・・

本来なら雄大羅臼岳が見えるなずなのにな~んにも見えません(T_T)

3年前に美幌峠を登った時も濃霧で景色は何も見えませんでした・・・。

北海道の峠は快晴は少ないのかもしれませんね。

景色が見えないのであれば長居は無用、登ってきた来た道を下ります。

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途中、野生のエゾシカに遭遇!

ヒグマじゃなくて良かった^^

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下山すれば霧もなく天気は晴れ。

プユニ岬近くの見晴橋から夕日に染まるウトロ市街が見えました!

 

この日のライドはこれで終了!

一時はどうなることかと思いましたが、ショップのスタッフさんに助けていただき、無事に知床峠を登る事が出来ました!

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2日目、3日目は自転車に乗っていないので、次回は4日目の網走について書きたいと思います。