磐梯吾妻スカイラインを走ってきました!
7月終わりの梅雨明けの猛暑日
いつかは走りたいと何年も前から夢見ていた、福島県の『磐梯吾妻スカイライン』を走ってきました!
磐梯吾妻スカイラインは、自転車やバイクツーリングの雑誌などにもよく紹介されている絶景山岳道路!
数年前にその存在を知ってから、「いつか走りたい・・・」そう思い続けていましたが、磐梯吾妻スカイラインについて調べれば調べるほど、「勾配がきつい」、「九十九折れに心が折れそうになる」・・・などの記事を目にし、自分の脚力では登り切るのは到底無理なのでは・・・という思いにかられていました。
脚力に自信がないので、今までトレーニングや減量をしようといろいろと試みてきましたが、正直、それほど成果が出るまで続けて来たわけでもありません^^
それでも今は開通期間(11月中旬~翌年4月上旬までは冬季通行止め)で、さらに吾妻山の噴火警戒レベルが1に下がっていて(噴火警戒レベルが上がると通行止め)、おまけに長い梅雨が明けて天気も良いという条件がそろったので、思い切って走りに行ってきました!
当日は早朝5時半の電車に乗り大宮駅へ向かいました。
6時30分出発、盛岡行きのやまびこ号に乗車
早朝にも関わらず乗客は意外と多かったので、車両のデッキに自転車を置き、自分もそのまま自転車の側に立って郡山駅まで行きました。
磐梯吾妻スカイラインの最高地点が標高1600m程。
ですが、猪苗代駅まで電車で来ると、実は標高500m程稼いでます笑
脚力に自信がないので、これ位が自分にはちょうどいいのかもしれません。
自転車を組み立てて、いざ出発!国道115号をひたすら真っ直ぐ進みます。
道路から見える川の水が赤茶色でビックリしました!
この先に赤湯温泉があるらしいので、そのせいでしょうか?
さてさて、猪苗代駅から10キロ以上走ると、坂道に入ってきました。
この日は、梅雨明け日で気温も急上昇、そして午前中は左車線はまったく日陰がなく、うだるような暑さに体力が奪われます。
暑さにへばりながらも、ナビを頼りに進み県道70号に入ってくると、ようやく木陰の中へ入ってきました。
そしてどんどん登って行くと、ついに磐梯吾妻スカイラインの入り口ゲートに到着!
ここで休憩をして、呼吸を整えます(すでに何度も足は着いてますが^^)
一休みした後は、磐梯吾妻スカイラインの中間地点の浄土平を目指してさらに登ります。
ゲートをくぐってすぐは平坦な道でしたが、徐々に坂が出てきて標高も上がってきました。
登りはやっぱり苦しいですが景色が良くなってきたのでテンションが上がります!
ここまで来ると、気温もだいぶ下がり、少し肌寒くなってきたので、ウィンドブレーカーを着て登り続けます。
ところが、この辺りで膝が痛みだしてきてしまいました・・・
最初は右、そのうち左、徐々に痛みが増していきます。
でも、あとちょっとで最高地点にたどり着くはず。
ここまで来たら何度足を着いてでも、必死に登り続けます。
朝から登り続けて、すでに時間は12時過ぎ、ついに最高地点まで来ました!
ここまで来れば、後は下るだけです。
漕ぐたびに痛くなっていた膝痛から解放されます^^
浄土平に到着~
せっかくなので、吾妻小富士の火口まで登ろうかとも思いましたが、膝が痛いのと、自転車を置いて登るのが不安なので止めておきました^^
レストハウス前の自販機で水分補給後は、福島駅まで一気に下ります~
浄土平レストハウスを過ぎたら、すぐに絶景が目に飛び込んできました!
これ、雑誌とかで良く見るアングルです!
ついに私もここまで来ました!
嬉しくて同じような写真を何度もスミマセン笑
残念ながらここからはひたすら下りなので、絶景の中を一瞬で通り過ぎてしまいました。
福島駅の手前数キロまで、急勾配の道をずっと下り。
ブレーキを持つ手も疲れました。
そして、福島駅に到着!
回転寿しで遅めの昼ご飯です。
福島の海鮮、美味しかったです^^
昼食後、輪行で帰ってきました。
今回、初めての磐梯吾妻スカイラインという事で、調べた限りでは一番楽そうな、猪苗代駅まで輪行してから登るというルート設定をしました。
坂は急勾配なところは少なく、サイクルコンピュータが10%超えの表示をする事は数回しかありませんでした。それも短い距離です。
この日の私の場合、辛かったのは暑さです。あと膝痛・・・
季節が良ければ、私のような脚力に自信のない方でも何とか登れるんじゃないかと思います。
ただ、こちら側から登ると絶景区間が下りになってしまうのでブレーキをかけて止まるなり、徐行しないと一瞬で通り過ぎてしまいます。
逆に福島駅側から登ると、かなりきついと思います。下ってみてそう思いました。
それでも、苦労して登って森林限界を超え、あの絶景に囲まれてゆっくり走れたら、すごい満足感を得られるんじゃないかと思います!
いつかは福島駅側から登ってみたい。登り切れるくらいの脚力を身につけたい!
新しい目標が出来ました。
日帰りでも十分行ける事がわかったので、また訪れたいと思います。
※1年後、再訪しました!こちらからご覧になれます↓