自転車好き理容師のブログ

趣味の自転車を中心に思いつくままにブログを書いていきたいと思っています。

憧れのオロロンラインへ②

二日目

 

朝5時に起床

着替えてもろもろの準備を済ませ、朝食を部屋で食べました。(前日にセイコーマートでパンと飲み物を買っておきました)

 

チェックアウトを済ませ、宿の入口横で自転車を組み立てます。

 

 

6時過ぎにはもう出発。

夏とはいえ、北海道の早朝は少し肌寒く、ウィンドブレーカーを着てちょうどよい位でした。

 

右側に小さく牛が写っています。こういった風景もザ・北海道って感じがします^^

 

 

 

二日目は約120キロ走って、稚内を目指します。(写真の看板は109キロになってますが、10キロ程走ってから思い出したように写真撮りました笑)

 

今日はいよいよオロロンラインのハイライト。

この旅の一番の目的である、何年も前から走りたかった、手塩~稚内へ!

天気予報は曇り時々晴、申し分なし。

 

 

オロロンラインは多少の起伏はあるものの、全体的には長い坂や急坂もなく、私が行った時は追い風という事もあり、とても走りやすかったです。

 

 

国道232号から道道106号へ

分岐点そばのコンビニで水と補給食を買い、手塩川を渡るとオトンルイ風力発電所の風車が見えてきました!

 

 

道道106号に入るといよいよ雰囲気が変わってきました。

もう目前です!夢にまで見た北の最果て、海と草原と空だけがどこまでも広がる世界。

 

 

オトンルイ風力発電所の横を走り、道を少し逸れると風車の真下までいく事が出来ました。

近くで見るとまあ、でかいでかい!

後で調べるとローターの直径は50.5 m、高さは99 mとの事でした。

 

 

途中、ちょいちょい写真撮りながら進みます。

 

 

北緯45°通過モニュメント

 

しばらく走っていくと、見えてきました!

 

どこまでも続く一本道

左は日本海(曇っていて利尻富士が見えなかったのは残念)

右はサロベツ原野

それ以外な~んにもない

 

ついにここまで来た・・・

今、とんでもない所を走っていると思うと鳥肌が立ちます。

 

 

この景色が何十キロも続きます。

追い風だったので、何の苦もなく、爆走しました!

今思えば、もう少しゆっくり走れば良かった^^

 

 

時々車やバイクが通りますが、走りすぎてしまえば、この広い地にただ一人。

大声で叫んでも、道に寝っ転がっても、誰にも見られません。

 

 

しばらく走ると「コウホネの家」が見えてきました。

ここには自販機がありました。

手塩の分岐点からここに来るまで、何十キロも自販機や店がなかったので、貴重です。

私はたまたま追い風の日に走れたので良かったですが、向かい風の日だと、補給ポイントまで長く大変だったと思います。

 

施設の外階段を登って、景色を見ながら一休み

 

 

 

 

コウホネの家を後にし、再び爆走します。

今日の宿がある稚内市街までは残り約20キロ。

この景色も終わりが近づいて来ました。

 

 

しばらく走ると雰囲気が変わり、民家がちらほら見え始め、そして野生の鹿が何頭もいました。

ここまで来るとオロロンラインも終わりです。

 

 

 

そして昼食・・・の前にノシャップ岬へ

 

朝から走って120キロ、ちょうどお昼です。


お昼ご飯は何日も前からここに決めていました^^

樺太食堂」さんでたっぷりウニの乗った「無敵のウニ丼」頂きました(^o^)

 

注文したウニ丼を待ちながら、朝からここまで走ってきた過程を振り返りました。

 

今日走ったエリアは、何十キロもコンビニや自販機もないですし、もし何かトラブルで自走不可能になってしまったら、稚内もしくは宗谷本線の駅を目指して何十キロも歩くしかないような果てしない世界。

 

長年の憧れの場所を走る事が出来た達成感ももちろんですが、何事もなく無事に稚内までたどり着いた事への安堵感も強かった気がします(^^;)

 

極上のウニ丼を美味しく頂き、稚内駅を中心とする市街へ移動

 

 

有名な防波堤ドーム

この時は工事中で奥には進めず、外観の写真だけ撮りました。


稚内に予定より早く着いてしまったので、ホテルのチェックイン前に副港市場でお買い物。

 

アイスクリーム美味しかった♪


この日の宿は、ビジネスホテルの中でもエリア最安値のホテルにしたのですが、

部屋に入ると、一人で泊まるにはとても広くてキレイな和室でした。

 

旅の疲れで眠かったのもあり、夜は外食はせずに、ビールとつまみを買い込んで、部屋で飲みながら、テレビ観てごろごろして、そのまま寝ました笑。


三日目続く