自転車旅行記~九州(福岡、大分、熊本)編~①
今回は過去の自転車旅行の中から、九州を走った時の事を書きたいと思います。
2011年夏に『しまなみ海道への人生初の自転車旅行』ですっかり味を占めた僕は、翌2012年の夏の終わりに、今度は九州へ行ってきました。
1日目
今回も東京駅から新幹線で輪行しました。相棒はしまなみ海道の時と同じくクロスバイクのGIANT escape R3です。
九州へは新幹線より飛行機で行った方が断然速いのですが、当時は飛行機での輪行についてまだ知識も経験なかったので、「飛行機って敷居が高そうだし、いろいろと面倒くさいのでは?」と勝手に思いこんでいました。(実際はそんな事なくて、むしろ新幹線よりも自転車の置き場所とかの事を考えなくていいので楽なんですけどね(^^;))
東京から5時間ほどで、福岡の小倉駅に到着です。
長時間で退屈かと思いきや、これからの旅の妄想をしているうちに(笑)あっという間に着きました。
改札を抜けて、適当な場所で自転車を組み立ててみたら、ビックリ(゚ロ゚屮)
リアブレーキのワイヤーがビヨンと垂れ下がっているではありませんか!
あれ?輪行の最中にぶつけたか何かしたかな・・・?
考えてもわからないので、自転車屋さんを探す事にしました。
幸い、すぐそばで大学の自転車部らしきグループが休憩がてら雑談していたので、この辺に自転車屋さんがないかと訪ねてみたら、すぐ近くにあると教えてもらえたので行ってみました。
僕「すみません。ブレーキのワイヤーが伸びて垂れ下がった状態になってしまったのですが・・・。」
自転車屋さん「あ、これはワイヤーがフレームに引っかかる部分から外れてしまっただけなので、すぐ直りますよ♪」
僕「助かります。自転車の知識がまだそんなにないもので・・・小倉駅で降りて自転車を組み立てたら、こんな状態になっていたので焦ってしまいました(^^;)」
自転車屋さん「これから自転車で九州を廻るのですか?」
僕「今日は小倉で泊まって、明日は大分の別府へ、明後日は熊本の阿蘇へと走ろうと思っています(^ー^)」
自転車屋さん「九州は山岳地帯なので、登りがハードですけど頑張ってくださいね!今回は修理ではないのでお代は結構です。」
僕「いえいえ、ちゃんと代金払いますよ(^^ゞ」
自転車屋さん「大丈夫です、本当に結構ですから。」
僕「そうですか。ではお言葉に甘えさせてもらいます。ありがとうございましたm(_ _)m」
自転車屋さん「気をつけて、よい旅を♪」
とても親切な自転車屋さんにしっかりとお礼を言い、店を出ました。
小倉駅近くに宿を予約してあったので、すぐにチェックインしました。
今回はガイドブック(まっぷる)の必要な部分を切り抜いて持ってきてたので、それを部屋で見て、どこか近くでおもしろそうな所はないかなと探していました。そしてレトロな雰囲気がよさげな門司港に行ってみることにしました。
自転車で行こうか迷いましたが、九州の電車にも乗ってみたかったので・・・。小倉から在来線に乗って10分ちょいで門司港に着きました。
駅の中はレトロ感でいっぱい(^o^)見てて楽しかったです。
駅は外から見ると立派な建物でした。写真を撮っている方が何人かいました!
いつの間にやら日が暮れて、すっかり夜になってしまいました。
少し、街を散策しました。
港に停泊している船がロマンチックな感じです(*^_^*)
街の独特なレトロな雰囲気にテンションが上がります!
途中、何だか怪しげな置物(?)が・・・バナナ??
後で知ったのですが、門司港は『バナナの叩き売り発祥の地』らしいです!なるほど!(^^)!
近くに門司港レトロ展望室という所があるようなので、行ってみました。
高さ103メートルの展望室からは、きれいにライトアップされた関門海峡大橋がよく見えました♪
写真を撮ったのですが、ガラス越しだったので反射してしまい、きれいに写りませんでした(^^;)なので文章だけですみません。
門司港、すごくいい所でした!
他にも見所があるようなのでいつかまたゆっくり観光に来たいなと思いましたo(^o^)o
そして小倉へ戻り、旅先では恒例の一人居酒屋をして、締めに大好きなラーメンです(笑)。
ラーメンは、首都圏にもあるような有名チェーン店ではなく、ここにしかなさそうなローカル感漂う店に入ってみました(^o^)
ご夫婦でやられているお店で、本場のとんこつラーメンがとても美味しかったです♪
お腹を十分に満たしてから宿に戻りました。
明日からいよいよツーリングスタートです!
今回はどんな旅になるか楽しみです。
②に続く