自転車好き理容師のブログ

趣味の自転車を中心に思いつくままにブログを書いていきたいと思っています。

念願の渋峠へ!

 8月に夏休みを頂きました。

 

今年はコロナの影響もあり、毎年行っている宿泊旅行は断念。

その代わりと言ってはなんですが、いつか行きたいと前々から思っていた渋峠に日帰りで行ってきました!

 

 渋峠は現在(2020年8月)、白根山の噴火警戒レベル2のため、草津側からは徒歩・自転車・バイク・オープンカーが通行不可との事なので、今回は長野側から登る事に。

 

長野側からの行き方はいくつかあるようですが、調べる限りでは湯田中駅まで輪行し、そこから渋峠を目指すのが一番辛くなさそうなので笑、そのようにしました。

 

混んでいない始発の新幹線で長野駅へ、そして在来線に乗って湯田中駅に到着。

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自転車を組み立てていると、すぐ近くで自転車女子の方が同じように組み立てていました。

話しを聞くと、東京から来たそうで、渋峠は今回で3回目だとか。

「女性一人で輪行で来るなんてすごいですね~」と感心して言ったら、「(誰かと一緒だと)遅くて迷惑かけちゃうので・・・」との事。

 

私も一人で自転車に乗る事が多いので、誰かと一緒に峠を登った事はほとんどないのですが、自分より速い人と一緒に登るのは、相手に申し訳ない気持ちになると思うので、一人で登る方が気楽でいいのかもしれません。(大半の人は私より速いと思います(^^;))

 

「また(道中で)会うかもしれないですねー」などと声を掛け合って、その場を後にし近くのコンビニで飲み物を買っていざ、渋峠へ!

 

出発地の 湯田中駅が標高約600mで渋峠が2172mなので、獲得標高は約1500m程の計算。

事前調べでは、勾配10%を大きく越える、いわゆる激坂はないとの事。

ただ、距離が長く(25キロ以上)、平均8%や10%が続く区間もそれなりにあるとか。

それと標高が高くなってくると、空気が薄くなるので、思った以上にしんどいとの情報。

 

やはり、どのルートを選んでもそれなりの苦労がないと良い景色は拝めないという事ですね(笑)。

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国道292号(志賀草津道路)を登っていきます。

最初は写真のような木々の中を進むので景色はあまり見えません。

 

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 しばらく登ると大きな橋が現れ、景色も一気に開けてきました!

先月登った磐梯吾妻スカイラインに雰囲気が似ている気がします。


 この日は全国的に猛暑日でした。

標高を上げていくと太陽が近づくからか、直射日光がキツかったですね~。

でも、その代わり日陰に入るとすごく涼しい!

よい景色と日陰をオアシスにしながら、ゆっくりよたよたと登っていきます。

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必死の思いで標高2000メートル、自転車では未知の領域です。

 

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横手山ドライブインまで来ました!

 

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 ドライブインから見下ろす景色の素晴らしい事!

ここまでの苦行が報われます^^

峠まであと少し!

 

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そしてついにキターー!!
雑誌やSNSなどでよく目にする、有名な県境ホテル!

 

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さっそくホテルのフロントで「日本国道最高地点証明」をゲット!

(100円でもらえます)

写真の石碑が実際にあるのは、もう少し先との事。

小休憩を済ませて、先へ行きます。

 

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ホテルから少し走るとありました!
車が何台か止まっていて、みんな写真を撮っていました。

私も順番待ちをしてパシャリ。

 

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石碑の後ろ側、ここからの景色がキレイ過ぎる・・・。

 

この先草津側への下りは、自転車は途中から通行不可になってしまうのですが、せっかく来たのでいける所まで行ってみます。  

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いやーすごいです!

サイクリストの聖地といろんな方がおっしゃる意味がわかりました!

目の前の景色はまさに感動ものでしたよ。

 

しばらく道を下ると、通行止めエリアが見えてきました。

この手前で右折して県道466号から長野駅方面へ下山します(また登って戻るのもイヤだし笑)。

 

ずっと下りかと思っていたら、地味に結構長い登りもありました。

もう登りは勘弁してくれ~(T_T)

 

小さなアップダウンを繰り返している途中、道幅の狭い寂しい道路で「この付近は熊の通り道です」という看板が(^^;)

不安に駆られながらも必死でペダルを回して、ようやく長い下りに突入。

熊に出会っても、下りなら何とか逃げ切れるかも?

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長い下りの途中、展望所からなんと雲海が見えました!!

(写真ではうっすらとしていて、見えづらく申し訳ありません)

 

 

そしてブレーキを握る手が疲れる程のダウンヒルをして、ようやく長野駅へ到着する頃にはもう夕方近くになってしまいました。

 

駅前で輪行準備をしようとしたら、偶然にも朝お会いした自転車女子の方がいました!

同じく輪行作業をされていたので、日帰りだと思われます。

東京から日帰り渋峠を女性一人でやってのけるんですから、改めてすごいと思いました!

道中では一度もお会いしなかったのですが、同じようなルートを同じようなペースで走っていたのかもしれません。

 

「おつかれさまでした」「お気をつけて」とご挨拶をして、お土産を買って新幹線で帰ってきました。

 

 

まとめ

念願の渋峠に行けて本当に良かったです。

まさにサイクリストの聖地。

自分が自転車に乗る理由である「良い景色を見る」、そして「非日常を味わう」事が存分に出来ました。

 

今度は草津側から登ってみたいです!

よくよく調べると、今回は絶景区間の半分程しか走れなかったようです(それでもすごい満足感はありましたが)。

 

白根山の噴火警戒レベルが下がり、交通規制が解除されたら草津側から登って、絶景を全て見てみたいと思います。

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※私、なりたは埼玉県越谷市のパンダ理容室赤山店に勤務しています。

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